病院での検査

病院での検査

病院での検査 その1

 病院で行われる乳がんに関する検査にはどんなものがあるか、まず全体的な説明をしましょう。  乳がんはある程度の大きさになると、乳房を観察することでさまざまな情報を得ることができます。したがって、問診や視診・触診は、他のがん以上に重要です。しこりがわかれば、その大きさを計測したり、場所を推測できます。また、しこりがない場合でも、結成乳頭分泌から早期がんが見つかることもあります。

病院での検査 その2

 画像検査の話に行きます。  超音波検査は人体に無害で手軽に行えること、マンモグラフィーの苦手とする若年者の診断(その理由は後の項で書きます)に威力を発揮すること、などの長所があります。  画像検査の中心はマンモグラフィーです。しこりの存在ばかりか石灰化を見つける能力も優れています。

病院での検査 その3

 これまでに書いた以上の検査で、5mm程度の大きさの病変ついては発見可能です。ただ、がんであることを確定するためには、がん細胞の存在を確認しなければなりません。そこでしこりに細い針を刺して細胞を取ってくる穿刺吸引細胞診が行われます。これで乳がんの80から90%がわかります。

病院での検査 その4

 以上にあげたことでもはっきり診断がつかない場合は生検を行うことになります。生検とは、少しの細胞ではわからないので、組織(細胞の塊)をとってきて調べる検査のことで、組織診ともいいます。当然、細胞診よりも太い針を使います。生検で最近注目されているのは、超音波やマンモグラフィーの画像に誘導してもらいながら行うマンモトーム生検です。外科的に皮膚を切開して行う摘出生検もありますが、傷が残ることもあり、最近ではあまり行われなくなっています。

病院での検査 まとめ

 診断をつけるための検査は以上ですが、これ以外にもがんの大きさや広がりを調べるためにCTやMRIを使うこともあります。ヘリカルCT、ガドリニウムMRI、さらに話題のPET(ペット)などさまざまな方法が開発されていますので、後の項で解説します。  腫瘍マーカー検査(CEAなど)は、述語の経過観察や、治療効果を判定するのに有効です。



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