超音波検査

超音波検査

超音波検査 その1

 超音波の普及によって、良性か悪性か、画像からある程度推測できるようになり、良性と思われる場合は、摘出生検でなく穿刺吸引細胞診で済ませるようになりました。超音波の普及が患者さんに不要な負担を強いる摘出生検を減らしたのです。

超音波検査 その2 長所

 超音波の長所は、身体に悪影響をもたらさないことです。何度でも手軽に行えます。診察室に置いて、聴診器並みに利用しているところもあるんだそうです。

超音波検査 その3 検査の様子

 検査は、仰向けに寝て、乳房にゼリーを塗ります。そして、プロープと呼ばれるセンサーを乳房にあてて移動させると、モニターに乳房内部の画像が映し出されます。

超音波検査 その4 利点

 超音波では、しこりの中身がわかります。しこりが充実性(中身が詰まっている。すなわち、がん)か嚢腫(のうしゅ、と読む。乳管の一部が拡張して袋のようになり、そこに液がたまってしこりになる)k、簡単に区別できるという利点があります。  少々話がずれますが、マンモグラフィーは、乳腺を白く映し出すので、乳腺が発達している若い人のマンモグラフィーは真っ白になります。年齢が上がるにつれ、乳腺が萎縮してその部分は脂肪になります。脂肪は黒く映し出されるので、年配の方のマンモグラフィーは黒くなります。  しこりは、マンモグラフィーでは白く映し出されます。したがって、若い人のしこりは、乳腺の白いところに白く映し出されるのでマンモグラフィーではほとんどわかりません。  このような、マンモグラフィーの欠点もしくは限界を補っているのが超音波なのです。40歳以下の人は、マンモグラフィーよりも超音波の方が乳房の現状がわかりやすいといえます。



   乳がんの基礎知識のTOPへ