入院前の生活で気をつけたいこと

入院前の生活で気をつけたいこと

手に怪我をしないように気をつけよう

 手術する側の手に怪我をしないように、気をつけることも大切です。手術後しばらくは、血液やリンパ液の流れが低下します。
 怪我をすると、それだけリンパ液の働きが必要になり、腕のむくみを助長することになりかねません。
 ムダ毛の処理などもカミソリを使わずに、電動式のものを使ったり、除毛剤などで処理した方がいいでしょう。
 また、深爪をしないように気をつけ、調理や庭の手入れなどの家事でも、手や腕を傷つけないように注意します。また、日差しの強い季節には、直射日光などもできるだけ避けるようにしましょう。
 指のささくれをきれいにしておき、手の湿疹はできるだけ治しておきましょう。

乳房の異常に気づいたら早めに医師に相談を

 乳房の手入れは、いつもと同じでかまいません。ただ、しこりが腫れたり、ただれた・膿が出たなどといった症状が出たときは、医師か看護師に相談し、手当ての仕方を指示してもらいましょう。つまんだりもんだりして極端に刺激するのは避けましょう。

過労や睡眠不足を避け、体調をコントロールしよう

 日常生活では特別の注意はありません。ただ、体調を崩さないように過労を避けることが大切です。特に睡眠を十分とるように心がけましょう。夜眠れないときは、昼間、少し仮眠をとるのもひとつの方法です。
 一定期間入院するということで、留守中の仕事や家事などが気にかかるでしょう。入院前に気がかりなことをすべて片付けてしまおうとすると、かえって疲労が重なり、体調を崩すことになります。留守の間のことは早めに引継ぎをしたほうがいいのですが、やり残しがあってもあまり気にしないようにし、無理をしないことです。
 性生活は制限する必要はありませんが、必ず避妊をしましょう。妊娠した可能性がある場合は、早めに産婦人科で確かめ、医師か看護師に相談してください。

食事・運動・薬 その1

 食べ物の特別な制限はありません。気分がふさいで食欲がなくなりがちの場合は、消化がよいものや好きなものを優先して食べて、体力の低下を防ぎましょう。
 食欲不振が続くときは、医師か看護師に相談して、必要な栄養をとるために具体的なアドバイスをもらうようにしましょう。
 化学療法(抗がん剤)が予定されている人は、辛いもの、刺激性の強いもの、脂っこいものは避けます。
 太っていて間食をしがちな人は、間食を控えるか低エネルギーな食品を選ぶようにして、体重の増加を防ぐようにします。

食事・運動・薬 その2

 高脂血症や高血圧、糖尿病などで治療中の人は、食事療法と運動療法を続けることです。特に運動は気分転換になります。体力を維持する上でもいつものペースを守ると良いでしょう。普段運動不足になりがちの人は、散歩などを多めにするのも良いでしょう。
 薬は手術に備えて注視することが必要な場合もあります。使用している薬は市販約や漢方薬も含め、医師に報告して指示を受けましょう。
 風邪をひいて高熱が出ると、手術の予定が変更されますので、体調を整えておくことも大切です。



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