手術前にしておくといい体操・チェック

手術前にしておくといい体操・チェック

手術後の機能低下予防

 手術後は胸やわきの下の皮膚が縮み、肩関節がつっぱったり痛むため、間接の可動域(動かせる範囲)が狭くなったり、腕の筋力が低下しやすくなります。日常生活での動作にも支障が生じる度合いも高くなります。
 肩関節や腕の機能低下をできるだけ防ぐために、手術前から体操などを行って、関節を柔軟にしておくことをすすめます。日常生活では、洗濯物を干したり、掃除機をかけたりするときに、意識して大きな動作を取り入れると、良い運動になります。
 手術後は、痰や咳が出やすくなりますが、傷口が痛んでうまくできないことがあります。おなかを使って深く呼吸する腹式呼吸を練習しておくと、傷の痛みが和らいで痰も出やすくなります。

リラクゼーションと、肩・わき・上体の体操 1

・深呼吸

 頭の後ろで両手を組み、両ひじを開きながら息を吸い、閉じながら息を吐く。10回。

リラクゼーションと、肩・わき・上体の体操 2

・肩の運動

 棒を握って、頭上に上げ、頭の後ろを通って肩の高さまで下ろす、10回くらい。

リラクゼーションと、肩・わき・上体の体操 3

 手のひらを下に向け、棒の中ほどを握って、まっすぐ腕を伸ばし、頭上に上げる。10回くらい。

リラクゼーションと、肩・わき・上体の体操 4

 ・わきから体側にかけてのストレッチ
 棒またはタオルを持った腕をなるべく頭上まで伸ばしてから、上体をゆっくり横に倒していく。道具を使わずにてを組んでも良い。10回くらい。  

手術前の肩関節が動く範囲のチェック 1

 手術前に自分の肩の本来の動きをチェックしておくと、手術後のリハビリテーションの目標が立てやすくなります。

手術前の肩関節が動く範囲のチェック 2

 指を軽く組んで頭の下に敷き、両ひじがベッドにつくか、どのくらいまで近づけられるかをチェック。

手術前の肩関節が動く範囲のチェック 3

 両手を上と下から背中に回してお互いに届くか、どの程度まで近づけられるかをチェック。

手術前の肩関節が動く範囲のチェック

 壁の前に立ち、できるだけ上のほうを触って、その高さをチェック。



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