乳がんの予防
Q2
アメリカでは遺伝子を調べて、将来乳がんになる確率が高ければ予防策を講じると聞きました。日本でそれは可能ですか?
2-A
遺伝子に異常があった場合は、75歳くらいまでに80%くらいの確率で乳がんを発症するといわれています。その場合欧米では、Q1にも書いた抗女性ホルモン剤を予防的に服用するとか、場合によっては
両側の乳房を予防的に切除することもあります。また検診では、半年に1回、乳房のMRIを撮るというようなことも行われています。ただし、日本で乳がんの原因遺伝子を調べようと思ったら、臨床試験に参加するか、あるいは自費で調べるしか方法がありません。臨床試験に参加したい場合は、たとえばインターネットで「被験者募集」で検索してみる、あるいは専門病院で聞いてみるなどの方法が考えられます。また、自費の場合は、30~40万円かかります。遺伝子そのものを標的とした治療は、アメリカでもまだ行われていません。
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