非浸潤がんの治療
Q7
非浸潤がんと診断され、乳房切除術をすすめられました。非浸潤がんは転移もないタチのいいがんだとおもっていたのに、浸潤がんで温存療法ができて、非浸潤がんで全部とらなければいけないなんて、納得できません。
7-A1
非浸潤がんの特徴は、乳管内を広く、這うように広がる性質があるということです。そのため部分切除をすると、えてして断端陽性になりやすいのです。非浸潤がんは、転移の可能性は確かに低いのですが、広くとらなければならないということはあります。せっかく非浸潤がんで見つかったのに、中途半端なとり方をすれば、将来、そこから浸潤がんが発生し、治すチャンスを失う可能性がある、非浸潤がんだからこそきれいに取っておくほうがいいのではないか、というのも考え方のひとつです。
7-A2
ただ、非浸潤がんだから乳房を全部とらなければならないというのは、昔の考え方です。今はMRIやCTなどを使って、かなりの精度で広がりがわかるようになりましたので、非浸潤がんに対しても積極的の温存療法がとられています。とはいえ、それも広がり方次第であることは言うまでもありません。
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