心のケア
Q11
55歳の姉は、転移が見つかってからというもの、イライラして家族にあたるかと思うと、逆にうつ病のようになってしまい、部屋に引きこもることもあります。最近は、なにやらあやしげな宗教の本など読んでいるようです。どうすればいいのでしょう?
11-A1
転移が発見されたりすれば、誰でも、自分の命の限界を思い知らされ、先行きの見えない不安から焦燥感にとらわれます。家に引きこもったり、イライラしたり、精神的に不安定になることもあるでしょう。病院によっては、転移が見つかった人たちを対象にした独自のサポートプログラムを持っているところもあります。とある病院には「がんとともにゆったり生きる会」というのがあり、再発した患者さんを中心に、カウンセラーや、時にはドクターも参加して、患者さんのメンタルヘルスをサポートする活動を行っています。
11-A2
この分野は学問としても確立されつつあり、将来的には、がんを扱う医療機関は積極的に取り組まなければならない分野です。ブレストケアナースといって、乳がんを専門に扱うナースの仲には、看護師の立場からこの問題に取り組んでいこうという動きもあり、カウンセリングもできるナースが出てきてはいます。ただ、現状では患者会に相談するのが、もっとも有効ではないかと思われます。代表的な患者会としては「イデアフォー」「あけぼの会」「ソレイユ」などがあります。それぞれの名前を入力すればホームページにはアクセスできます。ほーむぺーじには会の説明や電話相談の仕方などが載っていますので、電話してみてはいかがでしょう。
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