乳がんの危険因子 その4 出産経験との因果関係

乳がんの危険因子 その4 出産経験との因果関係

 出産未経験  出生率の高かった昔は、4人5人と子供を産んでいました。その間月経はないわけですから、エストロゲンにさらされる期間はその分だけ短くなり、乳がんにかかるリスクも低かったのです(後の項でこれについて書きます)。非婚や少子化などのライフスタイルの変化は、日本の女性がエストラゲンにさらされる期間を延ばした、長くなったことを意味しています。  そして、単に月経の回数の問題ではなく、授乳経験のない乳腺は、乳がんになりやすいことが知られています。出産しても、乳腺炎や早期の職場復帰などで赤ちゃんに母乳を与えなかった場合も、乳がんの頻度が高いと言われています。