腫瘍マーカー その2

腫瘍マーカー その2

 腫瘍マーカー検査は決定的なものではなく、あくまでも補助的な検査です。というのは、ほとんどの腫瘍マーカーは複数の臓器で作られます。代表的な腫瘍マーカーのひとつ、CEAなどは、胃、大腸、すい臓、肺などでつくられますから、数値が上がったからといって、どの臓器と特定することはできません。また、正常な人も腫瘍マーカーの数値はゼロではなく、どこからが異常かは目安にすぎません。早期がんでは腫瘍マーカーは正常値の範囲内にあるので、早期がんの発見には使えません。いわゆる顔つきの悪いがん(低分化型がん)は進行がんになってからも、正常値を示します。  以上のような理由から、腫瘍マーカー検査の結果だけから判断することはないといっていいでしょう。
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