乳がん手術における1990年代

乳がん手術における1990年代

 乳がん手術における1990年代は、革命的といっていいほどの変化の時代でした。具体的に言えば、長年標準治療として君臨してきたハルステッド手術が急速に影を潜め、乳房温存療法がそれにとって代わったことです。  このことは、言葉を換えれば「命あっての物だね、姿形は二の次」という考え方に基づく治療から、美容を含めた術後のQOL(生活の質)を重視した治療といっていいでしょう。