術前化学療法の更なる躍進

術前化学療法の更なる躍進

 2004年6月、驚くべき研究結果が報告されました、抗がん剤の組み合わせや投与のタイミングを工夫して術前化学療法を行ったところ、治療を施した乳がん患者の65.2%の腫瘍が完全に消失して、手術が不要になったというのです。  これはトラスツズマヅ(製品名ハーセプチン)とアンスラサイクリン系のファルモルビシンおよびタキサン系のタキソールと呼ばれる抗がん剤を併用したものですが、トラスツズマヅとアンスラサイクリン系の組み合わせは、従来は心不全などの副作用があるので併用は避けるべきだとされていました。それがなぜ副作用がなかったのか、現在、安全性と有効性の確認作業が行われているということです。
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