CMFという化学療法をやってみる
たとえば、手術後10年以内に再発・転移する可能性が45%と診断された術後患者さんが100人いたとします。誰が再発・転移するかはわかりませんから、この100人全員に、たとえばCMFという化学療法を行います。CMFの再発抑制効果は9%として計算しましょう。
そうすると10年後、この100人は次の3つのグループに分類されます。
①再発・転移のなかった55人
②再発・転移した36人
③CMFにより再発・転移を免れた9人
①の人々にとって術後補助療法は不要でした。②の人々にとっては術後補助療法だけでなく手術自体が不要だったかもしれません。ただ、再発を遅らせた可能性はあります。
結局、術後補助療法がはっきり有効だったのは③の9人の人々だったということになります。「なんだ、その程度かあ」と思われるかもしれません。しかし、①と③を識別する方法はありませんから、実際は再発・転移しなかった64人と、再発・転移した36人の2グループに分かれるだけなのです。
がん検査室
そうすると10年後、この100人は次の3つのグループに分類されます。
①再発・転移のなかった55人
②再発・転移した36人
③CMFにより再発・転移を免れた9人
①の人々にとって術後補助療法は不要でした。②の人々にとっては術後補助療法だけでなく手術自体が不要だったかもしれません。ただ、再発を遅らせた可能性はあります。
結局、術後補助療法がはっきり有効だったのは③の9人の人々だったということになります。「なんだ、その程度かあ」と思われるかもしれません。しかし、①と③を識別する方法はありませんから、実際は再発・転移しなかった64人と、再発・転移した36人の2グループに分かれるだけなのです。
このカテゴリー「薬物療法」では、以下のことも知ることができます。
薬物療法が行われる3つのケース
術後補助療法
微小転移
がんの潜伏期間
乳がんが全身病であるからこそ
乳がんが全身病であるからこそ その2
測定することができない
CMFという化学療法をやってみる
学会
国際乳がん会議
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術後補助療法
微小転移
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乳がんが全身病であるからこそ
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