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2006年07月07日

腫瘍マーカーって、なに?

 がん細胞が体内に存在するときに、多量に生産されて血液などに存在する物質です。これを測定することによって、がん細胞の存在を診断したり、治療経過、再発(転移)の観察の判定に応用されます。腫瘍マーカーだけで確定診断ができる物質はまだなく、画像診断などの検査と併用して診断されます。
 乳がんで主に測定されるのは、
 CEA……2.5以下
 CA15-3……27以下
 BCA225……160以下
 NCC-ST-439……7以下 腫瘍マーカーって、なに? に関するページです。

術後フォローの中身

 外来受診では、3ヶ月ごとに問診・触診を行います。乳房温存手術を受けた場合は、残った乳房の再発を見つけるために必要です。反対の乳房の触診も同時に行います。
 6ヵ月後には、マンモグラフィ、超音波検査、肝臓、肺、骨への転移を調べるために、胸部レントゲン写真やCT、腹部超音波検査、全身骨シンチグラムなどを行います。採血検査も行い、腫瘍マーカーなどを測定します。
 通常、これらの検査は、手術後2~3年間行われ、それ以降は1年ごとの検査になります。 術後フォローの中身 に関するページです、

医療施設での定期健診は

 乳がんは予後がよく、手術後の経過が長いので、手術後10年を経てはじめて、もう大丈夫と安心できる某気です。
 その間、再発・転移がないことを確認するために、医療施設での定期健診は大切です。
 放射線療法や化学療法、ホルモン療法などとは別に、手術後。3ヶ月位して、第1回目の受診をしていただきます。この4ヶ月ごとの受診を、2~3年くらい続けるのが一般的です。
 4ヶ月ごとの外来受診の時期を卒業したら、手術後5年までは6ヶ月ごと、5年を過ぎたら1年ごとを目安に外来診療を受けましょう。
 なかには3ヵ月後との検診を5年間も続ける人がいます。この期間の長短、いつまで続けるかは、患者さんの健康状態によることはもちろんですが、主治医)または担当医)の判断によっても異なるようです。 医療施設での定期健診は に関するページです。

手術後も、月に1度の自己検診を怠りなく

 乳がんの手術を受けた後も、月に1度の乳房の自己検診はぜひ続けてください。
 乳がんにかかるまで行っていなかった人は、退院を機会にぜひはじめるようにしましょう。
 特に注意したいのは、手術しなかった方(健側)の乳房に、乳がんができていないかチェックすることです。
 乳がんができた人は、そうでない人に比べ、残った側(健側)の乳房に乳がんが発症する確率が1.5倍近いというデータもあります。定期的に自己検診を行っていれば、自分で早い時点に見つけることができます。
 もちろん、乳がん手術を受けたほう(患側)も局所再発の危険性が高いので、チェックを欠かさないようにしましょう。
  手術後も、月に1度の自己検診を怠りなく に関するページです。

16-A

 乳房は性的快感を得る部位であり、それを失うという意味ではマイナスかもしれません。しかし、性機能そのものは、手術の前と後でほとんど変わらないはずです。ただ、負い目というか、、オ独鈷にはわからない気持ちの落ち込みはあるだろうと想像はできます。こういう問題は、やはり患者会(Q11参照)に相談するのが一番だと思います。乳がんの手術後に出産をした人は何人もいますし、反対側の乳房で子供を育てている人もいます。そういう方と話せば、「乳房を取ったからもう女ではない」などと考える必要は全くないことが、実感としてわかると思います。最近では、患者会の分会として「乳がん患者を妻に持つ夫の会」もできています。がんを克服するためには、夫婦の協力体制をつくることも大切です。 16-A に関するページです。

Q16

 40歳で乳房切除術を受け、もう1年以上たちます。主人との夫婦生活は途絶えたままです。主人がかわいそうですが、胸の傷を考えると、わたしのほうから働きかける気にはなれません。このまま行くしかないでしょうか。 Q16 に関するページです。

15-A2

 この問題に関して、現在ある臨床試験が行われています。それは、ホルモン感受性がマイナスで、やむを得ず抗がん剤治療を受ける場合、妊娠を望むのであれば、まずホルモン注射で生理を人工的に止めてしまうのです。つまり卵巣を機能停止状態にしておいて、それから抗がん剤治療を行うのです。昨日が停止した卵巣は抗がん剤の影響を受けにくくなり、抗がん剤治療終了後には生理が戻る可能性が高くなるのではないかと期待されるわけです。この臨床試験は、①従来どおりの抗がん剤治療を受けるグループと、②卵巣の機能を止めてから抗がん剤治療を受けるグループとに分け、どちらが生理が戻る確率が高いかを比較しようというものです。なお妊娠を強く望むのであれば、この臨床試験に参加するのもひとつの方法です。運よく②のグループに入れるかどうか、さらに運よく生理が戻るかどうか、それは臨床試験なのでやってみないとわからないのですが……。 15-A2 に関するページです。

15-A1

 この問題は、どういう補助療法が必要かにかかわっています。具体的に言えば、切除したしこりにホルモン感受性があるかないか、です。ホルモン感受性があれば、そしておとなしいタイプのがんであれば、ホルモン剤単体で再発予防ができます。ホルモン剤だけであれば、たとえ生理が止まるホルモン剤だとしても、薬を中止してから1年以内に、大体の人は生理が戻ります。そうなれば妊娠の可能性も出てきます。しかし、ホルモン感受性がマイナスで、やむを得ず抗がん剤を遣わなければならない場合は、生理が戻らない可能性がかなり高いです。 15-A に関するページです。

Q15

 38歳です。不妊治療を受けていましたが、1.5cmのしこりが見つかり、検査を受けたところ、乳がんと診断されました。温存療法を受けますが、その後の補助療法を受ければ、妊娠はもう無理でしょうか。 Q15 に関するページです。

14-A

 まず、診療科は形成外科です。数はまだ少ないのですが、乳房専門の形成外科医がいますから、手術のことなど、意見を聞いてみるといいでしょう。費用は、人工物を入れるか、自分の組織を使うかによって違います。前者の場合、日本では人工物(ソフトコヒーシプシリコンなど)が認可されていないので、許可された医師を介して個人輸入することになります。施設によっても異なりますが、手術料も含めて100万円前後はかかるでしょう。
 自分の組織を使う場合は、保険が適用されます。乳頭・乳輪の再建手術は、反対側の乳頭・乳輪の半分を移植するという一般的な方法については、保険が適用されます。しかし、刺青などの着色をする方法の場合は、別途費用が必要になります。   14-A に関するページです。

Q14

 乳房を切除してから2年になります。再建手術をしようかと思いますが、費用はどのくらいかかるのでしょうか。また、何科を受診すればいいのですか。 Q14 に関するページです。

13-A

 2cmくらいの大きさなら、センチネルリンパ節生検になることが多いのですが、その結果、リンパ節転移がないということになれば、その先のリンパ節郭清も省略される可能性が大ですから、入院は約4日間ですみます。翌週から仕事に復帰できます、仮にわきの下のリンパ節をとった場合は、入院は長くても10日間、退院してからリハビリが必要になるかもしれませんが、普通に推移すれば、最長でも4週間後には仕事を再開できます。。術後の放射線治療は必要ですが、それは仕事をしながら通院することも可能です。 13-A に関するページです。

Q13

 出版社で編集の仕事をしています。2cmのしこりが見つかり、温存療法を受けることになりました。どのくらいで仕事に復帰できますか。 Q13 に関するページです。

12ーA

 基本的に、なにを飲んでいるかは、主治医に伝えた方がいいでしょう。こっそり隠れて飲んでいたものが肝機能障害の原因になっていた、などという例が学会や新聞で取り上げられたことがあります。また、生薬には副作用がないと思っている方も多いのですが、そんなことはありません。さらに言えば、生薬もワインと同じように、収穫された年や地域で、有効成分にばらつきがあるのではないかと思われます。飲む、飲まないは、最終的にはご本人の判断なので、主治医が頭から反対することはないと思います。ただ、乳がんで気をつけていただきたいのは、女性ホルモン系、あるいは女性ホルモンを誘発するようなものは避けていただきたいということです。乳がんを悪化させる可能性があります。あとは、何でも治るみたいな誇大広告に注意してください。 A-12 に関するページです。

Q12

 乳がんが肺に転移しました。今の病院で治療を受けながら、プロポリスかアガリクス、あるいは酵素なども試してみたいと思っています。やはり主治医に相談した方がいいでしょうか。頭から反対されそうで心配です。 Q12 に関するページです。

2006年07月03日

11-A2

 この分野は学問としても確立されつつあり、将来的には、がんを扱う医療機関は積極的に取り組まなければならない分野です。ブレストケアナースといって、乳がんを専門に扱うナースの仲には、看護師の立場からこの問題に取り組んでいこうという動きもあり、カウンセリングもできるナースが出てきてはいます。ただ、現状では患者会に相談するのが、もっとも有効ではないかと思われます。代表的な患者会としては「イデアフォー」「あけぼの会」「ソレイユ」などがあります。それぞれの名前を入力すればホームページにはアクセスできます。ほーむぺーじには会の説明や電話相談の仕方などが載っていますので、電話してみてはいかがでしょう。 11-A2 に関するページです。

11-A1

 転移が発見されたりすれば、誰でも、自分の命の限界を思い知らされ、先行きの見えない不安から焦燥感にとらわれます。家に引きこもったり、イライラしたり、精神的に不安定になることもあるでしょう。病院によっては、転移が見つかった人たちを対象にした独自のサポートプログラムを持っているところもあります。とある病院には「がんとともにゆったり生きる会」というのがあり、再発した患者さんを中心に、カウンセラーや、時にはドクターも参加して、患者さんのメンタルヘルスをサポートする活動を行っています。 11-A1 に関するページです。

Q11

 55歳の姉は、転移が見つかってからというもの、イライラして家族にあたるかと思うと、逆にうつ病のようになってしまい、部屋に引きこもることもあります。最近は、なにやらあやしげな宗教の本など読んでいるようです。どうすればいいのでしょう? Q11 に関するページです。

10-A2

 アメリカのガイドラインでは、術後の検査で必要なものとして、1年に1回、反対側の乳房のマンモグラフィーを撮ることが推奨されているだけです。確かに新しい乳がんに関しては、検診と同じメリットがあるし、患者さんは普通の人に比べれば、発症のリスクは多少高いので、これは意味があります。しかし、それ以外に必ずやらなければいけないことは、なにも書いてありません。ですから、むしろなにか転移の症状があった場合には、速やかに主治医と相談し、しかるべき精密検査を積極的に受けるようにしましょう。 10-A2 に関するページです。

10-A1

 再発というのは、発見が早期であればあるほど、それがよちよい予後につながるかというと、実はそういうものではありません。再発が発見された時点で、がんの芽は、見つけられた場所以外にもどこかに潜んでいると考えられるのです。既に全身の病気になってしまっているのです。再発は、残念ながら、完全に治すのは難しい病態といえます。また、いち早く再発を発見しても、生存率の向上にはつながらなかったと言う臨床研究があります。 10-A1 に関するページです。

Q10

 温存手術を受け、その後の放射線治療も5週間、決められたとおり受けました。今後、ホルモン療法も化学療法も受けようと思います。とにかく再発・転移だけはなんとしても避けたいので、毎月でも通院して万全の検査を受け、再発・転移も早期発見したいのですが、主治医はそんなに検査しなくてもいいと言います。大丈夫でしょうか。 Q10 に関するページです。

9-A

 抗がん剤治療がどの程度必要かは、次のような条件で決まります。腫瘍の大きさ、ホルモン感受性の有無、年齢、がんの顔つき(正常細胞の顔つきとどれだけ異なるか、違いが大きいほど悪性)、HER2(がん細胞の増殖能力の指標)、が陽性か陰性か、などです。温存療法の場合、術後の放射線治療は全員に行いますが、抗がん剤治療は必ずしも全員に行うわけではありません。程度が軽く、ホルモン感受性があれば、ホルモン剤だけで治療することもあります。そのあたりをよく確認しましょう。、 9-A に関するペ-ジです

Q9

 温存療法を受けましたが、抗がん剤の治療はどうしても受けたくありません。絶対受けなければならないのですか? Q9 に関するページです。

2006年07月02日

8-A2

 また、タキモシフェンを5年間飲み終わった人に、何も飲ませないのと、アロマターゼ阻害剤を飲ませたのを比較すると、飲ませたほうが再発を予防する効果が高いという臨床試験結果が出ています。そこで、タキモシフェンを飲み終わった人は、さらに5年間、アロマターゼ阻害剤を飲みます。ただ、このときの臨床試験に使われたアロマターゼ阻害剤はレトロゾールという薬で、日本では認可されていません、同じ系統のアロマターゼ阻害剤なので、エキセメスタンもアナストロゾールもおそらく効果は変わらないはぅですが、残念なことに臨床試験で使われたレトロゾールを日本で使うことはできません。 8-A2 に関するページです。

8-A1

 閉経後の人で、ホルモン療法が必要な人には、現在は最初からアロマターゼ阻害剤を出す傾向にあります。タキモシフェンを服用している人も、アロマターゼ阻害剤に替えたほうがいいという臨床試験の結果に基づき、替える傾向にあります。最近は「科学的な根拠に基づいた治療」(EBM)がやかましくいわれるようになりましたが、そういう意味できちんとした臨床試験結果が出ているエキセメスタンとアナストロゾールはEBMにかなっているといえます。スイッチした場合は、前の薬と合わせて合計5年間服用します。もしかすると、もっと長く飲んだ方がいいのかもしれませんが、まだ、そういうデータが出ていないのです。 8-A1 に関するページです。

Q8

 57歳です。現在、ホルモン療法(タキモシフェン)を受けて2ねんになります。新聞でタキモシフェンよりもアロマターゼ阻害剤のほうが再発や転移を抑えるという記事を読みました。替えたほうがいいのでしょうか。主治医に言えば替えてもらうことができるのでしょうか。 Q8 に関するページです。

7-A2

 ただ、非浸潤がんだから乳房を全部とらなければならないというのは、昔の考え方です。今はMRIやCTなどを使って、かなりの精度で広がりがわかるようになりましたので、非浸潤がんに対しても積極的の温存療法がとられています。とはいえ、それも広がり方次第であることは言うまでもありません。 7-A2 に関するページです。

7-A1

 非浸潤がんの特徴は、乳管内を広く、這うように広がる性質があるということです。そのため部分切除をすると、えてして断端陽性になりやすいのです。非浸潤がんは、転移の可能性は確かに低いのですが、広くとらなければならないということはあります。せっかく非浸潤がんで見つかったのに、中途半端なとり方をすれば、将来、そこから浸潤がんが発生し、治すチャンスを失う可能性がある、非浸潤がんだからこそきれいに取っておくほうがいいのではないか、というのも考え方のひとつです。 7-A1 に関するページです。

Q7

 非浸潤がんと診断され、乳房切除術をすすめられました。非浸潤がんは転移もないタチのいいがんだとおもっていたのに、浸潤がんで温存療法ができて、非浸潤がんで全部とらなければいけないなんて、納得できません。 Q7 に関するページです。

6-A3

 ただ①と違うのは、より確実に断端陰性にすることができるという点です。③は確実に断端陰性になるし、温存療法に持ち込める程度の大きさのしこりだったのですから、術後の放射線治療も必要ありません。ただし乳房を失うことになります。
 こうした点をよく考えて、ご自分で判断するより他にありません。 6-A3 に関するページです。

6-A2

 3つの選択肢には、それぞれメリット、デメリットがあり、価値が同じではありません。ご自分の価値観に照らし合わせて選ぶようにという意味で、医師は3つの選択肢を示したのでしょう。「もう手術はいやだ」という気持ちが強ければ、前項の①になるでしょう。ただし、放射線治療は100%確実というわけではないので、将来、再切除になる可能性も、わずかに残ることは覚悟する必要があります。そうしても乳房を残したい場合は②になるでしょう。もちろん範囲を広げてとるわけですが、それでも3回目の手術も起こりうるという覚悟は、やはり必要です。 6-A2 に関するページです。

6-A1

 まず確認しないといけないのは、再発の可能性がどのくらいあるか、ということです。断端陽性といっても、そのがんが浸潤がんなのか非浸潤がんなのかによって、考え方が違ってきます。浸潤がんであれば、原則は最切除でしょう。乳管内にポリープ(粘膜の病的な突起)がわずかにあるという程度であれば、放射線治療で十分という考え方も成立するでしょう。いずれにしろ、がんはできる限り断端陰性にして次のステップに進むのが望ましいのです。 6-A1 に関するページです。

Q6

 温存手術後、断端陽性(がん細胞を完全に取りきれていない)であることが判明しました。医師から、 ①このまま放射線治療を続ける、②範囲を広げて温存手術をもう一度行う、③乳房切除術を行う。以上3つの選択肢があるといわれました。どうしたらいいのか、悩んでいます。 Q6 に関するページです。

5-A

 2004年10月から「乳腺専門医」の資格が認可され、日本乳癌学会のホームページに、資格取得者の氏名や勤務先の施設が公表されています。それを見て、自分が最も行きやすい施設を選べばいいでしょう。なお、セカンド・オピニオンを受ける場合は、主治医の紹介状と検査データを持参するのが原則です。主治医に隠れて、不正確な情報だけでセカンド・オピニオンを受けると、かえって混乱を招くことにもなりかねません。セカンド・オピニオンもかなり定着してきたので、データなどを貸さないという病院は少なくなっているはずです。 5-A に関するページです。

Q5

 しこりの大きさは3cmですが、温存ではなく切除をすすめられています。セカンド・オピニオンを求めたいのですが、どうしていいのかわかりません。どこの病院に行けばいいのかも教えてください。 Q5 に関するページです。

Q4

 乳腺症と診断されました。将来乳がんに変わることはないのですか? Q4 に関するページです。

4-A

 乳腺症は、乳腺の生理的な変化を示しているもので、腫瘍性のものではありません。したがって乳腺症が乳がんに置き換わることはないはずです。ただ、乳腺症は大変幅広い概念で、本当は前がん病変、つまり、しこりや腫瘍があったのに、しっかり確認しないで、乳腺症という診断で片付けられてしまうことも、まれにはあるかもしれないということです。その意味で、乳腺症という言葉だけで安心するのではなく、診断内容を医師によく確認した方がいいでしょう。

3-A

 針を刺せば、がん細胞は、確かに物理的には飛び散ります。しかし、飛び散ったがん細胞が生着する可能性は可能性は、確率的には極めて少ないと考えられています。針生検でがん細胞が見つかったからといって、急いで手術をしなければならないということではありません。逆に言えば、針を刺しても心配ないということが証明されたため、針生検が日常診療の中で普及してきたのです。 3-A

Q3

 針生検を受けました。針を刺すことで、がん細胞が飛び散り、転移することはないのですか? Q3 に関するページです。

2-A

 遺伝子に異常があった場合は、75歳くらいまでに80%くらいの確率で乳がんを発症するといわれています。その場合欧米では、Q1にも書いた抗女性ホルモン剤を予防的に服用するとか、場合によっては 両側の乳房を予防的に切除することもあります。また検診では、半年に1回、乳房のMRIを撮るというようなことも行われています。ただし、日本で乳がんの原因遺伝子を調べようと思ったら、臨床試験に参加するか、あるいは自費で調べるしか方法がありません。臨床試験に参加したい場合は、たとえばインターネットで「被験者募集」で検索してみる、あるいは専門病院で聞いてみるなどの方法が考えられます。また、自費の場合は、30~40万円かかります。遺伝子そのものを標的とした治療は、アメリカでもまだ行われていません。 2-A に関するページです。

Q2

 アメリカでは遺伝子を調べて、将来乳がんになる確率が高ければ予防策を講じると聞きました。日本でそれは可能ですか? Q2 に関するページです。